7月28日の土曜日に、私が所属している埼玉県行政書士会川口支部の親睦バス旅行に参加してまいりました。
朝7時半過ぎに赤羽駅前を出発。予定では富士スバルライン五合目⇒川口湖畔で昼食⇒忍野八海散策⇒箱根芦ノ湖遊覧船乗船⇒帰路
という計画でしたが、夏休みに突入した土曜日、高速道路は大渋滞で当然のように計画通りにはいきません。結局予定を変更して、芦ノ湖遊覧からスバルラインへ向かい、忍野八海散策は
カット!
ということになりました。
芦ノ湖にはお昼前にようやく到着して遊覧船で対岸まで。
芦ノ湖名物?海賊船ではなく、普通の遊覧船だったのでちょっとテンションが下がりましたが(笑)湖上を吹く風はとても涼しくて心地よく、30分程度の短い遊覧でしたが気持ちの良い船旅でした。
その後河口湖で昼食を取り富士スバルライン五合目へ着いたときには3時を回っていました。
ここ、富士の五合目には35年くらい前に自転車で”あえぎあえぎ”上ってきた楽しい?思い出があるのですが、今日も何人かのサイクリストが頑張って上ってましたね~。
若かりし頃を懐かしく思い出しながら、大勢の登山客に圧倒されながらもソフトクリームをなめつつ30分ほど五合目散策をしたらもう出発の時間です。
旅行の目的は会員同士の親睦にあるわけですから観光は二義的なものではありますが、もうちょっとゆっくりしたかったというのも偽らざる気持ちです・・。
ですが支部の会員の方と普段はなかなかできないお話をしたり、ゲスト参加していただいた公証人の先生とお知り合いになれたりと、私にとっても有意義な旅行でした。
帰りも渋滞に見舞われ、時間をもてあましぎみになってきたバスの中では映画の上映が始まりました。
朝早い出発で移動時間も長かったので正直眠くなってきてはいたのですが、上映されたのが三谷幸喜監督の映画だったので、とりあえず見始めたらこれが結構面白い。
三谷作品に強い思い入れがあるわけではないのですが、やはり脚本がうまいのでしょうか、見ているうちに引き込まれてしまいます。
何人の方が見ていたのかは分かりませんでしたが、私は感情移入しつつ見ていたので途中で赤羽に到着してしまい最後まで見られないという残念な結末に・・・
というわけで翌日、レンタル屋さんでDVDを借りてきて続きを見てしまいました。
映画は劇中劇のような構成で、三谷監督の映画に対するオマージュが主題(なのかな?)で、とても楽しく視聴しました。
架空の街で繰り広げられる荒唐無稽なお話は、とても現実離れしているのに、でもどこかで現実にあるんじゃないかと思ってしまう。
いや、現実にあって欲しいと思わせてくれるんですかね。
タイプは違いますが、昨年亡くなった市川森一さんも現実にはない世界を、現実にありそうに思わせてくれるという点でとても好きな脚本家でした。
見終わったあとに、今見た世界に触れてみたいと思わせてくれる映画は後々まで心に残ります。
そんな私の”好きな映画ライブラリー”に加わった一本でした。
ザ・マジックアワー
お時間のある方は是非一度ご覧下さい。