続・旅の思い出

仕事の話がほとんど出てこないブログですが、今回もお仕事の話ではございません(汗)
旅行の思い出第2弾です。

最初に訪れた彦根城。お城の天守は国宝だそうですが、内部に入るとそれもうなずけます。木造建築ならではの大きく複雑な曲線を描いている梁が何本も組み合わされた様には驚かされました。お堀に面した石垣などもとても立派で、あまり期待していなかった(失礼!)のでいい意味で裏切られました。
必ず会えると信じていた”ひこにゃん”に会えなかったのは残念でしたが・・・

彦根城の天秤櫓と廊下橋彦根城の梁

彦根城でついついゆっくりしてしまい、あわてて近江八幡に向かいます。
近江八幡に向かう途中の道の両脇には、広大な水田が広がっていて、滋賀県でこんなに米作りがさかんだったとは正直意外でした。帰ってから調べてみると、県の耕地面積のうち92%が水田だそうで、近江米というブランドで米作りに力を入れているようです。
5時ごろ近江八幡に着きましたが、市営の駐車場は5時に閉まってしまい、車を止めるところを探しましたが、八幡神社の前に無料で車を止めることができ、結果オーライ。
人の少なくなった八幡掘りを散策してからちょっとだけ町並みも散歩。途中”近江兄弟社”の本社に出くわし、あっ、なるほど!とパチリ。

八幡掘近江兄弟社本社ビル
近江八幡の町並みで特徴的だったのは、立派な家はどの家も玄関の脇が小さな庭のようになっているのか玄関脇に松の木が一本植えられている家が多く見られました。そういえば過去に見た古い町並みでもこんな形態の町並みを見たような気もしますが、うだつなどと同じように富の象徴としての建築様式なのでしょうか。
近江八幡の町並み

翌日、京都南禅寺まで足を伸ばした日の夕刻に、伊賀上野に到着です。伊賀上野は、今から20年ほど前に放送された、私がとてもとても好きな”夢帰行”というテレビドラマの舞台になった町で、一度訪れてみたいと思っていたところです。
街中を散策しますが、長年の夢だった割りにはリサーチ不足で、ドラマの舞台になったところは少ししか分かっていません。
その中でも是非行きたかった銭湯があったのですが、残念ながら10年ほど前に廃業してしまったとのこと。でも建物はまだ残っているらしいので翌朝行ってみます。三効湯
銭湯としての名残の土管煙突が残っています。この全く民家としか思えない造りの建物の奥がちゃんと銭湯になっているんです。戸は開いていましたが、現在も人がお住まいなのであまりウロウロしながら写真を撮っているのも迷惑かと思い、短時間でここをあとにしました。

上野の街中をふらふら散策しながら別の古い銭湯の前にきました。

一乃湯の門
門の前で、レトロな電飾などを撮っていたら、中から出てきた年配の女性の方が、「掃除中ですけど良かったら中も見ていってください」と声をかけてくださり、まだ開店前の時間なのに思いがけず銭湯の中も見学することができました。
もともと古い銭湯に、若干の演出も加わってなかなかの雰囲気が出ています。
若おかみさんが色々説明してくれたり、とても親切にしていただきました。
伊賀上野には古い銭湯が5箇所ほどあり、銭湯マニアの間では結構有名なことろのようで、銭湯めぐりのスタンプラリーをやっていて、全部回るとケロヨンの洗面器が貰えたそうです。
残念ながら今は景品が変わり、ケロヨン洗面器の”キーホルダー”になってしまったらしいですが。一乃湯玄関一乃湯の番台前

一乃湯を出た後は、忍者電車の走っている上野市駅から伊賀上野城まで歩き始めますが、かなりの暑さに負けて車で行こうということになり、車を止めてあるホテルの駐車場まで戻ります。しかし、車でお城に行くと駐車場代がなにやら高い・・・暑さでバテ気味だったことも手伝って結局上野城には行かずに伊賀上野を離れることになりました。広小路踏み切りの忍者電車

つづく・・・(か?)

カテゴリー:   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>