ルールとは

毎日暑い日が続いてますね。

先週時間の都合で伺えなかった地域包括支援センターへ、昨日行ってきました。
先週から若干人数が減りましたが、それでも6名で車2台に分乗して合計10箇所へご挨拶してくることができました。
成年後見制度を必要としているケースは確実に増えているようですが、申立ててから後見人が選任されるまでの期間の長さや申立て費用の問題など、誰もが利用しやすい制度というには、まだまだなっていないことを実感しました。

そして、障がいの度合いや判断能力の低下度合いなどそれぞれのケースに適した支援を行っていくためには、成年後見制度だけではなく、行政や多くの福祉関係者の方々とタッグを組んで取り組んでいかなければならないことを改めて感じました。

成年後見制度をとおして我々が貢献出来る事を常に考えながら、具体的事案に接していく姿勢が大切ですね。

さて関東地方では梅雨入りしてからあまり雨が降りませんが、九州地方では大変な被害が出ています。
昨年も大雨により各地方で大きな被害がでましたが、今年もまた大きな被害が出てしまっています。
自然災害を目の当たりにするたびに、自然の前での人間の小ささ、無力さを思い知らされます。

異常気象は人間の思い上がりに対する地球の警告だ

という意見を耳にすることがありますが、地球という限られた範囲の中で、有害なもの、不要なものを生み出せばそれはどこに消えるものでもなく、必ず地球の中にとどまっているわけですから、その反動がどこかに現れると考えるとこの意見にもうなづけるところがあります。

因果関係が証明できない限りその責任は問えないというのが法律上の原則ですが、世の中には人が作ったルール以上に守られなければならないルールが存在するように思います。
自然災害などはスケールが大きすぎて、まずその因果関係なるものは判明できないとは思いますが、目に見えないルールをどうすれば守れるかを我々ひとりひとりが考えていくことが大切だと思います。

今はこの災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。

カテゴリー: 成年後見   パーマリンク

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